第23回

古くから林檎は健康に良い果物で、英語で「An Apple a day keeps doctor away(毎日林檎1個食べれば
医者ご無用」といわれていました。林檎に含まれるビタミンやミネラルは豊富ですので、
皮をむかずに食べることをおすすめいたします。
また、りんごを丸かじりすると、噛む事で歯肉も丈夫になり、唾液の分泌も良くなることから虫歯・歯肉炎
などの予防にも効果があります。

【アーユルヴェーダから見たりんごの性質】
冬はドーシャがワータからカパに移動しますので、熟した林檎を調理して食べると良いです。
調理の際、シナモン、クローブなど使用したり、仕上がりに蜂蜜をかけるとさらに効果アップです。

ヴァータ(風) ピッタ(火) カパ(水)
熟した甘味の有る林檎    下がる 下がる 上がる
酸味の有る林檎 (そのままの状態)  上がる 上がる 下がる

りんごの効能効果

1.ポリフェノール効果
アトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー症状を抑える作用や、肌を白くする作用があります。
りんごのポリフェノールは林檎の皮の近い部分に多いと言われていますので、りんごを丸かじりするか
皮をむかずに食べるのがおすすめです。

2.美容とダイエットに効果的
りんごを食事の前にとると満腹感が生じ、ストレスによる食べすぎなどを予防します。
また、ビタミンCが豊富に含まれていますので美白や美しい肌を作るさまざまな物質が含まれているので、
体内から優しく作用し、疲労回復にも効果があります。
しかも低カロリーなのでダイエットにも効果的。

3.貧血に効果的
りんごジュースの中にりんご酸をはじめとする有機酸が含まれていて、飲むと胃液の分泌を高め、
鉄分の吸収が良くなることから、貧血の予防あるいは治療に効果があります。
食事より30分前に飲むことや寝る前に飲むことが理想です。

4.便秘解消に効果的
食物繊維は、腸内にある善玉菌を増やし、悪玉菌を減らして、便通を良くしてくれます。
また、便秘が改善されると頭痛・肩こりなども改善され、さらには美容にも良いとされています。
便秘のときは林檎をそのまま皮をむかずに1日2個食べることをおすすめします。

5.下痢や胃腸不良に
りんごは、胃酸が少ない時には胃酸を増やし、逆に多い時には、胃酸を中和する働きがあります。
この場合、林檎をそのまま食べずにすりおろして召し上がるか調理してちゃんと噛んで食べることを
おすすめします。またシナモンや蜂蜜をかけて食べるとさらに効果的です。いろんな胃病に悩んでいる
方には、りんごの常食を是非トライしてみてください。

6.頭痛に効く
林檎を表皮と種部分を切り取って少しお塩をつけて毎朝空腹時の状態で食べて下さい。
これを一週間続けることでどんなに酷く続く頭痛にも効果的といわれています。

7.動脈硬化症(心臓病・脳卒中)の予防に
肉や、たまごなど、コレステロールの比較的多い食事を取る時、りんごを一緒に食べると
りんご繊維が余分なコレステロールを身体の外へと運び出してくれます。
また林檎を蜂蜜と一緒に摂取するとさらに効果的といわれています。

8.高血圧の予防
りんごに多く含まれているカリウムがナトリウム(塩分)を体外へ排出してくれる作用があります。
この働きが血圧の上昇を防いでくれます。また林檎は利尿作用を促しますのでデトックス効果もあります。
特に、熟した林檎がおすすめです。

9.目の炎症、疲れ目に効果的
インドでは古くから目の炎症には林檎の皮をお湯にさらして沸騰させ冷まし、こしてから蜂蜜を入れて
飲みます。完熟した林檎をスライスし湿布として、まぶたの上に2時間程置きます。

10.育毛効果
リンゴに含まれるポリフェノールの一種で、毛を作る毛母細胞を増やし活性化させる働きを持つといわれています。
枝毛を予防し、正常な毛髪サイクルを保つよう助けてくれます。


林檎はたくさんの効果があります。動脈硬化・糖尿病・大腸がん・高血圧など生活習慣病の予防に効果的な成分が
多く含まれていますので、毎日りんごを食べることをオススメします。
注意:健康な人が林檎を空腹時に召し上がると消化不良を起こすことがありますので注意してください。
また最近では林檎に農薬や消毒スプレーがかかっていることがありますので、
オーガニックのお店でお求め頂くか、徹底的に洗ってからお召し上がり頂くようおすすめいたします。



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