最近周りにお酒の飲みすぎやストレスで肝臓機能の低下を感じている友人がいますので、
今回はアーユルヴェーダ奨める「肝臓」のための健康法をお届けいたします。


肝臓について

肝臓は人間の身体の中で脳に次ぎ大きな臓器であり、同時に、非常に多くの機能を果たしている臓器です。 各種の栄養素を貯蔵したり、身体の老廃物や未消化物 (アーマ)を処理するという内部環境の維持に重用な役割を果たしています。 アーユルヴェーダでは肝臓はピッタ(火の要素)が主であり、それを大きく影響するのは血液(Rakta Dathu)組織です。 血液が汚れていると全ての機能に影響し、病気を生じます。 お肌の潤いも、呼吸も、各臓器が正しく機能するためにはキレイな血液が必要です。 この血液を浄化するのが肝臓です。(肝臓の細胞壁にあるクッパー細胞が血中の細菌や異物、古い赤血球を食べてくれます)


肝臓はダメージを受けてもぎりぎりまで悲鳴をあげず自己処理する力を持っているため、気づかぬうちに悪化していることがあります。 さらに皮膚やプロポーションのように臓器も老化します。 気づいたときにはもうかなり深刻なダメージを受けているケースもありますので、「病気の予防」には日頃の健康な食事や生活習慣のガイドラインを立てる事をお薦めします。 

肝臓について



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肝臓について

@     お白湯を1L以上飲むことで水分補給になります。1Lも飲まない方や飲めない方が いますが一気飲みしなくてもいいです。 朝起きてカップ1杯(200ml)や夜寝る前にカップ1杯(200ml)。。 それ以外に食事中や仕事中に少しずつ飲むだけてもいいです。 ただし水ではなく40℃くらいの白湯を飲むことが重要です。 真夏の暑い季節なら常温の水でも許されています。 水を飲むと体の中で体温近くまで温めてから吸収されているそうです。 たくさんの冷水を飲みますと体を冷やすことになり、代謝が悪くなり、体の中の老廃物を経路に蓄積し排泄しにくい状態にします。 そして毒素(アーマ)が生じ肝臓にも負担がかかります。

A 食べ過ぎると過剰な栄養の処理に追われて肝臓がオーバーワークする事になります。 それが続くと肝臓は疲れ機能低下を生じます。 また、量だけでなく、食べ物の種類も関係します。 油物の取りすぎ(揚げ物、スナック等)、卵、牛乳、乳製品(チーズ、バター、ヨーグルトなど)、肉類、小麦粉 (パン、パスタ、麺類等)、高タンパク質や高脂肪な食べ物の取りすぎも肝臓の分解・排出機能に負担がかかります。

B 食事は添加物や農薬のないものを選ばれるといいです。 また残り物を食べる習慣があるとプラーナー(命)のない食事を食べることになり、アーユルヴェーダではこれは毒素  (アーマ)のあるものと考え、肝機能に負担をかけることになります。

C アルコールは、90%以上が肝臓で代謝されます。その後分解されますが飲みすぎますとアセトアルデヒドが蓄積すると、二日酔い、肝障害などの原因となります。特にピッタ体質の人にはアルコールはお勧めいたしません。 

日本人は特に肝臓が弱い民族だといわれます。アルコールの分解は肝臓で行われます が、アルコールが分解 されてできたアセトアルデヒドはアルコールの10倍ほどの毒性が あり、このアセトアルデヒドを分解する酵素が 日本人は不足しています。そのために悪酔いしやすく、肝臓への負担も強くなっています。

D タバコに含まれるニコチンをはじめ、様々な物質を肝臓は分解してくれますがそれだけ肝臓には負担がかかります。 また、タバコを吸う事で肝臓も血行不良になることや活性酸素が発生しますので肝臓に大きなダメージを与えてしまいます。

E ストレスやアーユルヴェーダではピッタの増悪による怒り、イライラ、嫉妬なども肝臓の負担になります。 肝臓の場合は特に精神面を強調しておかねばならない。 怒りや恐怖で副腎皮質から出る アドレナリンやノルアドレナリン等が、肝臓に、いかなる大きな負担を与えます。 大都会などに住む人達は、混雑した集団生活で何かと気分がイラ立つことも 少なくないと思いますが、このようた精神的ストレスも肝臓にとって良くない刺激となるのであろう。

F 睡眠不足から来る疲労の蓄積も肝臓病の誘因となる。 アーユルヴェーダでは夜10時前に寝ることをお勧めしています。 ピッタが優勢になる時間(22:00〜2:00)になる 前に寝られることで ピッタを上げることが避けられる。 ピッタが上がると血液に乗って運ばれてきた毒素の排出機能に影響があり、掃除ができず、肝臓に負担がかかります。 そして安眠にも付けれません。 夜遅くまでテレビを見たり、マージャンなどにふけったりすることや日中熱いのに水も飲まずゴルフ など野外活動をしたりする疲労がが積り積って健康を害する原因となっているのである。

G 運動不足による過剰な栄養の蓄積や排出を肝臓が行っています。 筋肉を動かすことが少ないと血液循環が悪くなり、汚れた血液が体に溜まっていきます。 その処理に肝臓が追われてしまう負担がかかります。

H ヨガの呼吸法や瞑想もお勧めです。やりすぎると体に熱を加えてピッタを上げて しまいますのでピッタを下げるクールダウン方法を行うことが大事です。ポーズは「スキのポーズ」ハラ・アサナやねじりのポーズ「アルダ・マチェンドラ・アサナ」や三日月のポーズ「パルソチャンドラーアサナ」や遮断機のポーズ「パリガ・アサナ」などが肝臓機能低下予防として勧められます。 

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肝臓機能を強化するにはビタミン、ミネラルが豊富に必要となります。  アーユルヴェーダでは体に熱を与えない食べ物、消化に負担のかからない食べ物が進められます。 食べ合わせの悪い食事(牛乳と魚、牛乳と塩など)、酸味の強い物、過度にスパイシーな食事や飲み物、アルコール、たばこ、精製された小麦粉や砂糖で作られた食品を避ける。フレッシュな果物は良いとされてますが、あまり酸のある果物はピッタを上げますので控えるべきです。野菜類は生で召し上げるか軽く煮物にしていただく。 油分はギー(無塩バターから不純物や水分をとり除いた純粋な乳脂肪)が進められています。 穀物類や豆類は進められてい ます。 特に穀物ではキノア(quinoaを小豆やムング豆と組み合わせて調理 することが良いとされています。 日本では麦ご飯や玄米と小豆で炊いたご飯がいいですね。調理する際に加えていいスパイスはカルダモン、コリアンダー、クミン、フェンエル、ミント、ウコン(別名ターメリックは特に肝臓強化の ハーブです)サフラン。このスパイスの取りすぎに注意が必要です。特に時間、作用、産地、身体およびドーシャの性質のちがいをそれぞれ確認して召し上がることを教えられています。 それを無視して服用すると悪影響を抱く場合があります。 

消化率の良い納豆もお勧めです。 吸収しやすい上に低エネルギーで多く食べられることから肝臓のためのタンパク質の補給源として注目をされています。

お白湯に続くザクロやブルーベリージュース、リキッド クロロフィルなども肝臓には優れた飲料です。  または人参 ジュースをほうれん草ジュースやビーツジュースと混ぜて飲むことも良い。

アーユルヴェーダがお勧めするハーブはアマラキー(Emblica officinalis)、グッデゥーチ(Tinosporia cordifolia)、 クツキ(Picrorhiza kurroa)、アロエ ベラ、ニーム (Azadirachta indica)、トリファラ と  ウコン.

第24回

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